病院・診療所経営コンサルティング

病院経営については、急性期医療を目指すのか、亜急性期医療を志向するのか、慢性期医療に取り組むのかを明らかにしなければなりません。今、医療界は自己完結型から地域完結型に変化しており、自院の役割・特徴をはっきりさせ、地域連携を推進する必要があります。 さらには在宅医療への取り組みが鍵になります。また、診療所経営においても地域包括ケアシステムの中で自院をどのような位置づけで経営をおこなうのか考える必要があります。

サービスの内容

  1. ①経営戦略策定支援
  2. ②病棟再編成支援
  3. ③建替・移転シュミレーション
  4. ④介護保険サービス導入支援
  5. ➄事業承継支援(M&A含む)
  6. ➅組織再構築支援

医療法人化支援

法人化の意義は、経営の安定と継続性にあります。 医療法改正により、医療法人にも制度改革の波が大きく押し寄せてきています。現在、従来の形式での所謂持分あり社団医療法人の設立は出来なくなり、持分なし社団(または財団)医療法人に変わっています。法人の形態は数多くありますが、設立時の拠出や寄付のあり方によっては、その後の経営に大きな影響を与えます。当事務所では、申請・設立・移行・運営まで、経験豊富なスタッフが万全の体制でサポートいたします。

サービスの内容

  1. ①持分なし社団医療法人
  2. ②特定医療法人
  3. ③社会医療法人

診療所新規開業コンサルティング

開業はドクターにとって一世一代のプロジェクトです。開業すると、医師という能力だけでなく、経営者または教育者という能力も求められます。 当事務所は病院・診療所の経営コンサルティングや開業を数多く手掛けてきた実績のある会計事務所です。診療報酬改定や競合医院の増加など経営環境が厳しい時だけに、医業に関するノウハウと経験を活かし、開業意欲のあるドクターを全面的にバックアップさせていただきます。

サービスの内容

  1. ①基本構想の具体化支援
  2. ②診療圏分析
  3. ③事業計画書作成
  4. ④融資交渉
  5. ⑤土地・建物の契約に関する助言
  6. ⑥生命保険等の見直し及び提案
  7. ⑦就業規則作成
  8. ⑧開業告知、広告方法提案
  9. ⑨関係官庁手続支援
  10. ⑩社会保険等手続支援
  11. ⑪最終チェック
  12. ⑫開業初日立会

開業までの流れ

開業の理念づくり
「自分が開業して、何をやりたいか」、「何のために開業するのか」という、開業に対する先生の夢や思いを作ります。どんな医療をしたいのか、地域にどんなサービスを提供したいのかを明確に思い描いてください。
開業の規模と形態の決定
開業の規模は、すでに開業している診療所を買取る事業承継と新規の開業とがあります。 開業形態としては、戸建て開業とテナント開業がありますが、開業の理念や先生ご自身の資金計画も考慮して決定することが重要です。
立地(候補地)
候補地を探す際には、先に決定した『開業の理念』『医療の方針』『経営方針』に適合する場所を選びます。
診療圏の設定
候補地が決まったら、その診療圏を設定します。 車社会の現代は車を使って来院する患者さんも多いため、診療圏を設定する場合にもコツがあります。
スケジュール
開業までのスケジュールを作成します。通常、診療所を新築して開業するまでに7ヶ月以上かかります。
資金計画・収支計画
最初に資金計画を立てますが、土地も購入して内科を開業の場合、およそ土地代+1億円が必要とお伝えしています。開業前の資金調達に加え、開業後の収入と支出について事前に十分検討し、計画を立てます。